オレたち標本族

丁度標本作ったので紹介＾＾
標本嫌いな方もいると思いますけど興味を持って頂ければ幸いです。

ビートたけしは出てきませんよ

其の壱

実際に虫を置いて配置を決める。
今回は大きさのグラデーションで配置。
同じ大きさであれば高さのある物を大きいものとすると良い。
この時点ではまだ未展足。

其の弐

埃やゴミで汚れてます。
発色が良くないのは油が浮いているからです。
アセトンでも抜けますが…


其の参

気が狂ったわけじゃあないよ
汚れ＆油抜きはボンドがお勧めです。
展足時に柔らかくするのを兼ねて高温の水蒸気でも油抜きします。
画像ではくっついてしまってますが、胸と腹はボンドで繋がないこと。
剥すときに結合部が壊れます。

其の肆

汚れが落ちているのがわかると思います。
若干乾かなかった方もいますがご愛嬌（笑）

其の伍

オオカブトの抜け殻

其の陸

展足後接着。展足型は藤田型で。
でかいサイズのドイツ箱は高いので自作。制作費１０００円くらい。
「余白を創造する」…綺麗に並べりゃいいんです。
画像がピンボケしているのは気にしない＾＾A

左から個体紹介すると
コスタリカ産セプテントリオナリス
コロンビア産オキシデンタリス
コロンビア産オキシデンタリスワイルドグリーン
エクアドル産リッキーグリーン
バステール産ヘラクレス
ドミニカ産ヘラクレスブルー
エクアドル産エクアトリアヌス

箱の裏側の淵にははお風呂の水漏れ防止テープを打ちつけてあります。
防虫成分をしみこませたコルクと布を側面に張る。
乾燥が進んでいれば虫には食われません。
…ドイツ箱欲しいです。見てる人ちょ～だい。

其の漆

…ラベル張るの忘れたよ。

一日２～３匹ずつ展足して完成まで乾燥入れて１ヶ月半程。
最近は毎日２匹展足してます。…まだまだ先は長いです。

虫の死体なんていらないよ～って人は私信送ってくれると助かりますm(__)m
Dynastes,Megasoma買い取りますんで。

こっからはあんま関係ないのですが、
今回のBE-KUWA読んでびっくりしたのが、ダビディス。
（BE-KUWA２０日に買えました。←いいのか某ショップ。）
こんなのいたら面白いだろうな～て想像してたのが実在したんでビックリ。
海外の標本を見るととんでもない種類がごろごろいます。
ヒナカブトのあたりは本当に未開拓ですね。